ソフィーシュトラッセ – ヴィリー・ブラント広場

警察署、1930 年; 取り壊される前のゲルンスベッヒャー門、1821 年

バーデン・バーデンは、13 世紀に建設された城壁に囲まれた街です。ローマ広場には、ムルクタールから、ゲルンスベッヒャー門を経由する、長い道が伸びています。ヴェルトバートには、1830 年代初頭に、街のプロムナードに沿うように設置された堀が、存在しています。このプロムナードは、大公妃ソフィー・フォン・バーデン(Sophie von Baden)にちなみ、ソフィーシュトラッセと呼ばれています。栗の木の並木道沿いに存在する街の城壁に守られた、都会的な街並みです。

広場の東部には、ドイツ連邦共和国の元首相、ノーベル平和賞受賞者でもあるヴィリー・ブラント(Willy Brandt)にちなんで名づけられたヴィリー・ブラント広場が存在しています。この広場には、184243 年に、早期ルネッサンス様式のトスカーナ宮殿風の公的ホールおよび裁判所が、建設されました。設計は、カールスルーエの建築監督官庁の責任者であった、建築家フリードリヒ・テオドール・フィッシャー(Friedrich Theodor Fischer)(1803 1867 年)が、手がけたものです。1924 年から 1971 年まで、この建物は、警察署として利用されていました。2008 年には、建物の拡張部分に、正義の女神として知られるユスティーティア(左)、そして法を司る女神レックス(右)の銅像が、設置されました。

広場の中央には、1985 年に、フリードリヒ・シュニケル(Friedrich Schinkel)により設計された噴水が、存在しています。ヴィリー・ブラント広場の南口には、ナチスドイツ時代に迫害をうけたユダヤ人達のための記念碑が設けられています。水晶の夜後、1938 11 10 日、早朝、多くのユダヤ人男性達が逮捕され、広場に整列させられました。その列は、警察署前からシナゴーグまでに及ぶものでした。


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